ゲーム初見で遊んだときはぐだ側に気持ちが寄ってたけど、改めて最初から見ると円卓側にかなり感情移入してしまって、過去の回想とか円卓の獅子王に対する思いとかを見るたびに泣きそうになった。回想ずるい。

モーさんがかっこよかった。父上への執着を燃やしまくっててベディへのセリフがたくさんあってうれしかった。あの獅子王でも仕えられるだけでモーさんは満足なんだろうなというのが切ない。単純強化の暴走というギフトもそういうことですよねと。歪んでるわ…。エンドロールの後の後編予告で「今度こそ父上のために死んでみせる」みたいなことを言ってたんですけど（うろ覚え）、もうそのさぁ〜〜父上への執着が良いよねえ……良い…………。

ベディがひたすらよかったですね……。「アーサー王は遂に人の心を捨てたのだ」ってセリフ（うろ覚え）、一番近くにいたベディが言うと悲痛すぎて。宮野さんの演技がよかった〜。もともと知ってた話ではあるけど、声や動きがつくだけで全然違う。戦闘がやっぱかっこよくて、vsガウェインもvsモーさんもvsトリスタンもよかった…トリスタン、作画気合い入っててビビった。顔が光っていた気がする。アーラシュのステラで前編は終わりでしたが、泣きそうになりました。口上がかっこよかった〜〜。

比べてないからなんとも言えないけど構成とかセリフとかちょこちょこ違ったのかな？　ニトちゃんとマシュのお風呂シーンは絶対になかったでしょ。シナリオ読み返して比べたら面白そうなのでやってみます。

朽木白哉は人生で初めてマジで入れ込んだキャラクターなので、この人のせいで男キャラの好みがめちゃくちゃ強くて中性的で好意がわかりにくくてちょっと扱いづらいタイプになりました。

緋真さんとの約束を守って二度目の掟破りをしてまでルキアを朽木家に迎え入れて。ルキア本人は40年近く疎まれていると勘違いをしていたけど実はずっと大切に思っていて。

20巻の、一護と戦って満身創痍の白哉がギンに殺されそうになったルキアを庇うシーンがすーーごい好きで…。漫画として一番好きなのは19巻の一護vs白哉戦なんですが、朽木白哉というキャラクターの転換点はこっちだなぁと。掟に頑なだった白哉の心に恋次がひびを入れて、一護が風穴を開けたことで、白哉はルキアを庇う選択をしたんですよね…。この二人の「魂にだ!!!!」、名言ですけどいいですよね。全て終わった後でずっと隠していた緋真さんのことを自らルキアに語るところまで、話として完璧すぎて。すごい。

自他に厳しいながらも愛情深いところがとても好きで。分かりにくいけど愛も情もあるんですよね、そもそも掟を破って緋真さんと一緒になってるわけだし。

細かい話するとキリがないのでこのへんにしときます。丸くなりすぎてギャグ要員もこなせてしまう朽木隊長が好きです。